家の資産価値はどれくらい?

不動産を所有すると、固定資産税を支払わなくてはなりません。不動産の固定資産税評価額は土地と建物で分けられます。
土地にかかる固定資産税には宅地に対する優遇措置があり、更地などに比べ固定資産税評価額が1/6になります。
戸建ては住宅と建物の価格を分けて考えた際に土地価格が占める割合が大きい場合が多く、この優遇措置の恩恵をより多く受けることができると言えます。

・家の資産価値の基準
家を建てる時、その家の資産価値というのが決まってきます。
単純な話、1Rの物件と3LDKの物件では価値が大きく違ってきますよね。
資産価値というのは、そういうシンプルなもので決まってくるのです。
例えば、バリアフリー住宅であれば、それだけでも価値が高いですし、エコ住宅であれば、その価値も高くなります。
資産価値というのは、いかにそこで生活する人が豊かな生活を送れるかによって決まってくると言って良いでしょう。

基本的に家などの住宅は、年数が経過するごとに資産価値も下がります。
しかし、作り方を工夫すれば長期優良物件と認められ、資産価値も高く保つことができます。
注文住宅のように、自由に間取りなどを決めることができる物件であれば、より長期優良物件も作りやすいです。
資産価値を下げないためには、定期的な点検やメンテナンスも必要となりますが、価値を高く保つことができれば、より減税や補助金を受けられて便利です。

・維持管理費に一気に資金が必要になる
特に外壁や屋根が傷むと雨漏りの原因となります。10年に一回程度必要な家全体の外壁の塗り直しでは、80~150万円程度の費用(状況により異なります)が必要になります。毎月費用を積み立てるなど、計画的にリフォーム費用を確保しましょう。

建物は経年劣化などで、その資産価値が下がりやすい傾向にあります。
一方で、「長く住み続けることができる、質の良い家」として長期優良住宅に認定されると、資産価値を維持しやすい傾向にあります。

新築一戸建てでもリフォームでも、長期優良住宅制度を利用することが可能です。